想い出ざわざわ

画像処理・機械学習を学びます。

「サマる技術(第二章)」要約

第二章では、本を「理解」「記憶」「活用」する方法を述べる

「理解」

定義:サポーター=速く、深い読書をサポートする知識

主張:サポーターをチェックし、トップダウン処理を促す

本の中にあるサポーター

「はじめに」

内容:全体の流れ、各章の位置付けを示す内容を示す

「あとがき」

内容:結論を再度明示するとともに、本文で述べてきた内容を繰り返す

「各章の最初と最後」「小見出し」「太字」

位置付け:「はじめに」「あとがき」の次に、重要

重要度順:「各章の最初と最後」>「小見出し」>「太字」

数の多さ:「各章の最初と最後」<「小見出し」<「太字」

注意点

出版不況により、サポーターが分かりにくい本もある

目次はぶつ切りで、理解しにくい

本の外にあるサポーター

 語彙

理由:言葉の意味だけでなく、それが使われる文脈も想起できるから

語彙の本①:「大学入試 現在文キーワード&ボキャブラリー320(長野研一)」

語彙の本②:「ことばはちからダ! 現代文キーワード(河合出版)」

背景知識

理由:語彙と同じく、次に来る文章を推測できるようになるから

一般教養

漫画:高速に一般教養をインプットできる

接続詞の知識

理由:接続詞は前後の文脈の関係性を教え、明確にする

論理の接続詞:だから、それとも(順接)しかし、ところが(逆説)

整理の接続詞:そして、それに(並列)一方、または(対比)第一に、最初に(列挙)

理解の接続詞:つまり、むしろ(換言)例えば、特に(例示)なぜなら(補足)

展開の接続詞:さて、では(転換)このように、とにかく(結論)

「記憶」

前提:長い間記憶するには、長期記憶に知識を移さなければならない

方法:「整理整頓」と「自分ごと化」

「整理整頓」

実践例

  • グループに分ける
  • 順々に並べる
  • 階層化する
  • 図表を作る

効果:知識が増えるほど、紐付けが容易になり、記憶力が向上する

「自分ごと化」

定義:自分にとって意味のあることにする

実践例

  • 言い換える
  • 意味づけする
  • イメージ化する

「活用」

主張:

  • 「いつ」「どのように」活用するかを合わせて記憶する
  • 実践の機会を増やす

想定(いつ、どのように)以外で活用するために

主張:知識を抽象化することで、想定外の問題に適用できる

知識の理由を考える

理由:なぜを繰り返すことで抽象的な知見を得、その結果応用できるようになるから

具体的な事例をたくさん紐付ける

理由:具体的な事例の紐付けを重ねることで、抽象化が進むから

要約を作る

理由:要約は、知識の骨子を発見する作業だから

人に説明する

理由:分かりやすく伝える努力によって、一段と理解が深まるから

推奨

  • 要約をクラウドに作り、シェアする
  • 知識の抽象化が進み、互いにメリットがある